本ブログの過去記事 [1] に書いたように、正規分布に従っていないデータに対して平均値 average、標準偏差 σ を使用することはやめ、ロバスト統計量と呼ばれる median(中央値)と IQR(四分位範囲)を採用しています。
いままでプロットしてみたことがなかったドルインデックス(ドル指数)。週足ぐらいで確認するのが適切なのかもしれませんが、日足で見たらなんだか大変なことになっています。どんどん下がっています。今晩の米国市場はどうなるのでしょうか?
平均と標準偏差を、median と IQR(Q1 25% と Q3 75%)に置き換えたボリンジャーバンド(勝手に robust Bollinger bands と呼んでいます)のチャートを示しました。
対象データのヒストグラムと Q-Q プロットを示しました。
毎週まとめている週足のドル円為替レートの記事に、今週から週足のドルインデックスも追加します。
追記
気になったので、ドルインデックスを月足で過去 10 年間を確認してみましたが、トランプさんが一期目の大統領だった時代はドルインデックスはもっと低かったんですね。さて、どうなることやら。
ローソク足チャートは Yahoo Finance のデータを利用して作成しました。
参考サイト
- 私の株日記: 標準偏差を使う気持ち悪さ [2025-03-16]
- ドル指数とは 基軸通貨の総合的な強さを指数化 - 日本経済新聞 [2025-04-19]


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