デイトレで自動売買に挑戦したくて日々システム開発に励んでいますが、そもそも自分は熟練のデイトレーダーでもなんでもない初心者🔰です。昨年は、実際に経験してみるべしとデイトレに励んだのですが、損失が多くて経験を積むまで資金が持ちそうになく、生身でのトレーディングは諦めて本来のシステム開発を優先することにしました。
それでも知識を少しずつ増やすべく、いろいろな方々がブログに残されているデイトレ記事を読んで勉強しています。
そんな中、とあるブログ記事で、日経先物を参照している文言が散見されていて、とても気になっています。勝手ながら一部を引用させていただきました(引用元を明らかにすることが適切なのかどうか判断できませんでした)。
日経先物が反発して上昇しそうだったのでフジクラ損切
アドバンテストが日経先物の買いに反応してなかったので空売り
後場から日経先物が下がっていたのでアドバンテストを空売りでスキャルピング
日経先物はマイ転するだろうと思っていたのでそれまでナンピン
後場に日経先物はマイ転したがディスコは下がらずドカン負け
日経平均株価に対する寄与度が大きい銘柄でトレードしているようですが、ザラ場で日経平均の先物価格をあたかも先行指標のように扱っているように思えます。日経平均株価の先物価格は、確かにマーケットが始まる前などにチェックする重要な指標ですが、ザラ場でデイトレの先行指標に使うことは考えたことがありませんでした。
実際にデータで確認したかったので、さしあたって本日の日経225と 225先物大阪(期近)との関係を調べてみました。データは、楽天証券のマーケットスピード II RSSで Excel 上に収集しました。
日経225 (N225) と 225先物大阪(期近)(N225.FUT01.OS) は強い相関関係があろうことが想像できるので、まずは並べてみました。括弧内はマーケットスピード II RSSの RssChart 関数で使用するコードです。また、銘柄名称はこの関数が出力する銘柄名をそのまま使用しています。
日経225 と 225先物大阪(期近)は(先物は呼値があるので)値こそ違いますが、極めてよく似た値動きです。しかし、先物の値動きを先行指標に使えるかというとビミョーです。ましてや、個別銘柄の先行指標みたいに使うことは、自分にはできそうにありません。
おそらく、先物にも板情報みたいなのがあって、件のブログ主はその情報を活用しているのかもしれません。自分は先物取引口座を開設しておらず先物スプレッド相場表を見れないので、もしかするとこのあたりにヒントがあるのかもしれないとも想像しています。いずれにしても自分にとって先物価格が先行指標として使えないのであれば、日経平均株価の値動きの方を重視します。と言っても個別銘柄との関連性が…。個別銘柄であれば板情報を RSS で取得することはできるのですが、板情報をシステムに反映できるのはずいぶん先になりそうです。
日経平均の先物価格のティックデータのトレンドを確認したことがなかったのですが、想像の範囲内だったのでスッキリしました。
参考サイト
- マーケットスピード II RSS | 楽天証券のトレーディングツール
- マーケットスピード II RSS 関数マニュアル
- 連載コラム「ネット取引のメリット・デメリット」 | サポートサービス | 株式・先物取引のトレジャーネット
- デイトレ適性ランキング 株価変動率×売買代金 条件前場 市場全体(1-50件/100件)| マーケット情報 | 松井証券


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