本ブログの過去記事 [1] に書いたように、正規分布に従っていないデータに対して平均値 average、標準偏差 σ を使用することはやめ、ロバスト統計量と呼ばれる median(中央値)と IQR(四分位範囲)を採用しています。
今週は 143.623 円で引け、先週に比べ 1.695 円差、 つまり円安になり、週足では陽線を形成しました。
直近の移動メジアン線の値は、 9 週線 148.030 円、 13 週線 149.230 円、 26 週線 151.865 円、 52 週線 152.305 円、 100 週線 149.348 円(5 週連続)、 200 週線 141.884 円 でした。
平均と標準偏差を、median と IQR(Q1 25% と Q3 75%)に置き換えたボリンジャーバンド(勝手に robust Bollinger bands と呼んでいます)のチャートを示しました。
対象データのヒストグラムと Q-Q プロットを示しました。
ドル指数
為替相場が大きく変動しているので、ドル指数 [2] のトレンドとボリンジャーバンドのチャートも示しました。
対象データのヒストグラムと Q-Q プロットを示しました。
ローソク足チャートは Yahoo Finance のデータを利用して作成しました。
参考サイト
- 私の株日記: 標準偏差を使う気持ち悪さ [2025-03-16]
- ドル指数とは 基軸通貨の総合的な強さを指数化 - 日本経済新聞 [2025-04-19]


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