デイトレで損失がかさんでしまったので、一旦デイトレを止めた初心者です。
デイトレを再開するためには、(主観的という意味では無く)自分がやりたい取引ができるシステム開発が必要だと考えています。残念ながら、すぐには越えられない課題があって諦めかけていたのですが、幸い、課題解消の目処が立ったので、日々開発に精を出しています。
同時に、売買、決済のガイドラインとなる指標の評価もしています。
PSAR のトレンドシグナルを、まずはばか正直に適用して売買および決済をするシミュレーションをしています。この結果を元に取引を自動化するシステム、いや、せめてセミ・オートで取引できるシステムの構築を模索しています。
シミュレーションの概略は以下のとおりです。
- シミュレーション銘柄:東京エレクトロン (8035)
- 1分足データを利用して、Close の値で売買を判定。
- 今週の PSAR パラメータ
- 先週 5 日分の1分足データに対して、同じパラメータでシミュレーションを実施し、週の総収益が最も高かったパラメータの値を使用。
- af_init=0.02
- af_max=0.10
- af_step=0.01
- 売買単位は 100 株。
- PSAR シグナルに従って売買を始めて、反対シグナルが出たら決済します。そして 1 分後のタイミングで次の売買を始めます。
- 前場から後場へ売買を持ち越すことはせずに、前場、後場の最後で強制決済をしています。
- 終値を指値として取引が成立することを前提にしています。
- プロットでは売買開始タイミングについて検討材料にしようと Wilder の(指数移動平均を用いた)RSI を付加しています。
- RSI 値 40 と 60 をしきい値として、プロットを色分けしています。
- さらに RSI 値をスムージング処理をして重ねてプロットしています。なお、チャートの色分けはこちらの値を基準にしています。
- PSAR および RSI の算出は前場、後場の区別無く算出しています。
今日の取引シミュレーションの結果を示しました。
RSI の値はまだ売買の判断材料にはしていません。
前場 2024-10-11 09:02:00+09:00 25530.0 売 2024-10-11 09:10:00+09:00 25670.0 買 -14000.0 2024-10-11 09:11:00+09:00 25620.0 買 2024-10-11 09:41:00+09:00 25670.0 売 5000.0 2024-10-11 09:42:00+09:00 25670.0 売 2024-10-11 10:14:00+09:00 25560.0 買 11000.0 2024-10-11 10:15:00+09:00 25570.0 買 2024-10-11 10:39:00+09:00 25660.0 売 9000.0 2024-10-11 10:40:00+09:00 25675.0 売 2024-10-11 11:07:00+09:00 25665.0 買 1000.0 2024-10-11 11:08:00+09:00 25665.0 買 2024-10-11 11:30:00+09:00 25675.0 売 1000.0 (強制決済) 収益 13000.0 後場 2024-10-11 12:30:00+09:00 25595.0 売 2024-10-11 12:47:00+09:00 25630.0 買 -3500.0 2024-10-11 12:48:00+09:00 25665.0 買 2024-10-11 13:14:00+09:00 25695.0 売 3000.0 2024-10-11 13:15:00+09:00 25680.0 売 2024-10-11 14:00:00+09:00 25675.0 買 500.0 2024-10-11 14:01:00+09:00 25680.0 買 2024-10-11 14:25:00+09:00 25675.0 売 -500.0 2024-10-11 14:26:00+09:00 25675.0 売 2024-10-11 14:37:00+09:00 25720.0 買 -4500.0 2024-10-11 14:38:00+09:00 25710.0 買 2024-10-11 14:50:00+09:00 25680.0 売 -3000.0 2024-10-11 14:51:00+09:00 25670.0 売 2024-10-11 14:59:00+09:00 25675.0 買 -500.0 (強制決済) 収益 -8500.0 --- 総収益 4500.0
今日は 4,500 円の収益になりました。
単純なアルゴリズムだと、このようにもどかしい売買結果になります。損切り条件を入れたくなるのですが、何をしているのか判らなくなりそうなので、もう少し先にします。今のところ、損益の大小に一喜一憂するのではなく PSAR あるいは RSI の振る舞いを理解することに努めます。
来週からはブラウザの画面からリアルタイムデータを読み取るアプリ(手直ししたもの)を稼働できそうです。
参考サイト
- The Complete Guide to Calculating the Parabolic SAR in Python — Raposa [2022-01-24]
- RSI には2つの計算式があるけれど違いは何か [2023-09-26]
- make_smoothing_spline — SciPy Manual
- トップ | 国内市場 | トレーダーズ・ウェブ


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