メモリアルデーで月曜日の米国市場が休場だったので、今日の日経平均株価は小動きになるだろうと見込んでいました。予想通り前場は安値圏でのもみ合いでしたが、後場は 14 時過ぎにプラス転換して、上げ幅を 3 桁に拡大しました。
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左の 15 分足チャートは、yahoo! finance API が提供する日足の4本値データを python のライブラリ yfinance で取得、mplfinance でプロットしました。 |
何があったのかとあわててドル円のチャートを確認したところ、円安方向に大きく振れていました。ロイターなどの報道によると、財務省の国債発行計画見直し観測が超長期金利の低下を促したことが影響したようです [1]。
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左の 15 分足チャートは、yahoo! finance API が提供する日足の4本値データを python のライブラリ yfinance で取得、mplfinance でプロットしました。 なお、日本のタイムゾーン 'Asia/Tokyo' に変換しています。 |
国債の金利はモニターしていないので判らなかったのですが、こんなこともあるんですね。
今日のデイトレは…
残念ながら自作アプリでデイトレをできる段階にはないのですが、現在開発に取り組んでいる自動売買のシステム [2] について、下記の機能を実装できました。
- リアルタイム用の Parabolic SAR
- 収集したデータを 15:30 過ぎに自動保存する機能
プログラミング的に書き残し内容はいろいろあるのですが、本ブログサイトでは言及しません。本日収集したデータが意図した通りに自動保存されているかを確認した画面のスクリーンショットを以下に紹介します。
最終的には自動売買を実現することがゴールなのですが、問題点を整理すると解決しなければならない課題がいろいろあり、解決には相応の時間がかかることが見込まれます。
ちまちま現物をスイング取引していても大した稼ぎにはならず、資金にも限りがあるので、まずはこの GUI の右側のボタン群をクリックするマニュアル取引から始めることが現実的と考えています。もちろん、シミュレーションで使い勝手を改善するステップは外せません。ちなみに、上図では Parabolic SAR のパラメータはおおらかなドテン売買の設定をデフォルトにしてそのまま使っていますが、目視でマニュアル取引するにはまあまあ良さそうです。
コードの整理やデバッグ作業が山のように残っていてなかなか前へ進めないのでですが、なんとか 6 月中にはこのアプリを利用してマニュアル操作でデイトレを始められるまでになりたいです。
証券会社が提供しているツールを使ってデイトレはもちろんできますが、便利過ぎて自ら設定したルールすら守れません。自作アプリの場合、マイルールの最低限のこと(損切など)を盛り込めるし、自分が求める操作性を実現できるので、ツールにはとことんこだわりたいのです。
参考サイト
- 25年度市中年限債の発行再検討へ、超長期債減額も視野=関係筋 | ロイター [2025-05-27]
- 私の株日記: 自動売買への道 (2025-05-25)
- トップ | 国内市場 | トレーダーズ・ウェブ


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