今年の大納会、(終値 − 始値)比は全体的には小さくマイナスだった。特に、保険業のマイナスが大きかった。一方、海運業は小さくプラスだった。
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12 月 27 日(金)の日経平均の終値は 40,281 円、先週の終値に比べ 1,579 円高となり、陽線を形成しました。終値は 26 週移動平均線の 38,528 円を上回っています。
日足チャートで日経平均を確認すると、Parabolic SAR のシグナルは、今日 12 月 27 日から上昇トレンドに入りました。
これを「掉尾の一振」と呼ぶのでしょうか、今日 12 月 27 日だけで 713 円上昇しました。今年は 12 月 30 日(大納会)の1日を残すのみです。大納会は下がることが多いと言われますが、今年はどうなるでしょうか。
ローソク足チャートは Yahoo Finance のデータを利用して作成しました。
長野県出身者なので取り上げました。
高校を卒業して長野県を離れた後、いつのまにか松本電鉄が諏訪バス、川中島バスと合併してアルピコ交通になっていました(2011年)。
あらためて調べてみると、アルピコ・グループが債務超過に陥って破産したのが 2007 年のこと。地元銀行の八十二銀行の支援のもとで経営再建を進めて、計画通りに完了しました (2011 年)。
その後もグループ再編を進めて、ついに 2024 年 12 月 25 日、東京証券取引所スタンダード市場に上場しました。
祖業は 1920 年(大正 9 年)に設立された筑摩鉄道ですから、会社設立から 100 年以上を経ての上場です。
12 月 25 日のアルピコホールディングス (297A) の初値は 201 円、公募・売り出し価格の 191 円を上回りました。終値は 191 円でした。
ローソク足チャートは Yahoo Finance のデータを利用して作成しました。
上場で得た資金はバス車両費やホテル改装費、スーパーマーケットの新規出店費に充てるということです。
個人的には、地方の鉄道事業の将来に疑問を持っていますが、アルピコホールディングスの業種別分類は陸運業ではなく小売業であることから、小売業での今後の発展に注目したいです。
今週は約 156.407 円で引け、先週に比べ +2.677 円差、つまり円安になり、陽線を形成しました。
今週は FOMC が米国の政策金利を0.25ポイント引き下げることを発表した際に、2025 年に見込む利下げ回数は従来予想から減少することが示唆されました。
その後、日銀会合の結果、日本の政策金利は 0.25% に据え置くことが発表され、植田日銀総裁の会見で今後の利上げを急がないことが説明されたことから、さらに円安方向に進みました。今週の高値は 157.925 円でした。
ローソク足チャートは Yahoo Finance のデータを利用して作成しました。
12 月 20 日(金)の日経平均の終値は 38,701 円、先週の終値に比べ 768 円安となり、陰線を形成しました。また終値は 26 週移動平均線の 38,501 円を上回っています。
日足チャートで日経平均を確認すると、Parabolic SAR のシグナルは、12 月 19 日から下降トレンドに入りました。
来週は、12 月 30 日(月)の大納会を別にすれば、実質的な今年の最終週になります。来年の大発会は 1 月 6 日(月)、長い休みに入る前の週が「閑散に売りなし」の相場になるのでしょうか。
ローソク足チャートは Yahoo Finance のデータを利用して作成しました。